2017年12月07日

今年も干し柿

今年も干し柿を作っています。

干し柿2017.jpg

今年は別に作らなくていいや、と思っていたのに、近くのスーパーで 
吊るし柿用渋柿「早いもの勝ち!」などという誘い文字に乗せられて、
つい手が伸びて買ってしまった。

扁平なのと、そうでないのと2種類のふた袋で合計3キロ位で800円也は
大阪では割安と思ったのに、翌日行くと売れ残っていて半額のシールが( ゚Д゚)

それはともかく、干し柿するには実が固いうちのがいいし、なかにはぶつけて
柔くなっている部分のもあったので買った日に急いで処理した。

皮を剥いて、干し紐に結びつけて、カビ防止に熱湯にちゃぽんと数秒つけて、
干すだけなので、渋で指先や爪は黒く染まるが 作業自体はとても簡単。

わが家ではベランダの物干し竿に干す。 干している間、雨が降らないようにと
願いながら なるべく内側に吊るす。 

干し柿を始めたのは10年ほど前、バスツアーで大台ケ原へ行った時に、
途中の道の駅だったかで、大きな柿5個ほどに紐もつけた吊るし柿セットが
売られていて、同乗者の人が、簡単にできて美味しいよ、と教えてくれたのが
きっかけ。

ワンセット買って帰り、作ってみたら、意外と簡単で美味しく出来たのだった。

その翌年の秋、四国へ旅行に行った際、吊し柿も売っていたが、干し柿用渋柿を
10キロ700円と、まさかの安値だった。 持ち帰るのはさすがに無理なので
宅配してもらい、それからは毎年、四国から取り寄せて作ってきた。

子供の頃、干し柿と言えば、お正月の鏡餅の上に飾る串刺しした物のことで、
お鏡を下げる時には お餅にあたっている部分はカビていたりして、あまり
食べたことが無かったのだけれど、甘くて美味しいものだとは知っていた。

昔、実家の庭に枝を大きく広げた柿の木が一本あった。 毎年沢山実がなり、
渋柿ではない、と母が話していたのは覚えているが、その柿を食べたか
どうか、幼い頃のことであまり記憶にない。

しかし、ある年、家の東側のだだ広かった庭をつぶしてアパートを建てることになり、
防空壕もつぶされ、池も埋められ、バラや桜や柿の木も切られてしまった。

ただ、小さい青い実を沢山つけたまま、柿らしい艶々した葉の生い茂る枝々が、
切られて地面に積み上げられていたのが、子供心にも哀しかったのを覚えている。


夫の実家にも一本、柿の木があり、それは渋柿で、義母は渋は抜いてある
から食べてね、と時々送ってくれたものだった。 

その言葉を信じて、毎回齧り、これって罰ゲーム? とひそかに疑った位だけど、
ただ皮を剥いて、干し柿にすればよかったのだと、最近やっと気が付いた。

有名な市田柿は南信州だけど、義母の出身地は野沢菜漬けや奈良漬けは作っても、
干し柿を作る文化圏の地域では無かったのか。

ここ数年、干し柿ばかりでなく、普通に食べる柿が美味しいと思うようになり、
この時期、毎朝リンゴと柿をセットのようにして食べている。

昨年も干し柿用を8キロ位を取り寄せて作ったけど、長らく凝って作りすぎたのか
家族にも少し飽きられ気味で、今年はもう作らなくていいや、と思っていた。

でも、スーパーで見かけて、つい買ってしまい、作っているというわけで。
今年のは小ぶりなので、干し上がるのも、早そうだ。
posted by アメジスト at 21:47| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月03日

転職した息子

11月から転職した息子、新しい職場でようやくひと月が経ち、仕事自体には
何とか慣れてきたようだけど。

でも、少し前から、風邪こじらせて調子悪いと言っていたのが気がかりだった。 
入社して半年は試用期間中で、年休が与えられていないから休めないと、
無理して出社を続けているらしい。

風邪熱で体調悪いからと 届け出て休めばいいのに、妙に頑ななところがあり、
年休でしか休めないと思っているかのようだ。 病気なら病欠するしかないのに。

新しい職場は 以前の会社が別ビルに移転する前に入っていたビルにあり、
階は違うものの、通い慣れた場所なので、通勤には全く支障ないらしい。
(移転していなかったら、同じビル内の会社への転職はなかっただろう)

前の会社より 始業時間がかなり早いので、早寝早起きせざるをえず、
そのかわり、退社時刻も早いので、夕方からの時間がたっぷりあって、
晩御飯がゆっくりできて、健康的な生活になったと言ってたのに。

ただ、日本の会社なのに、息子の属するIT部門は4割が外国人で、配属された
のが組織されたばかりの課で、メンバーは8人だが、日本人は息子を含め2人
だけで、あとの6人は全員中国人。 その内一人は中国系のアメリカ人とか。
 
社内は中国人も多いけど、インド人や西洋系も多いのに、中国人に偏った課は
息子のとこだけらしい。 中国向けの分野というわけでもなく、偶々らしい。

課のメンバーは ほとんどが半年以内に転職してきたばかりの人達で、全員男性。 
年齢的には皆30代前半位までと若く、その中でたぶん息子が一番若いそうだ。
 
アメリカ人以外は日本の大学を出ているらしく、皆ある程度は日本語が話せるが、
部内の公用語が英語になっていて、会議も英語なのだとか。

息子はヒアリングの力が足りなくて、まだ会話の早さについて行けないし、
中国訛りの英語というのが聞き取りにくい、と言っていた。

昼食は よく課の人達と一緒に食べに行くらしく、その時は日本語だとか。 
中には奥さんが日本人という人もいるけど、あまり日本語が話せない人もいて、
今も日本語を習いに行っているとか。 そんな人にとっては 昼食時の息子との
会話が日本語の練習にもなっているようだ。

中国人メンバーの中には、通信で英語を勉強しているという人もいるらしい。 
彼らの以前の職場を聞くと、日本の一流会社ばかりで、中にはこの職場が5回目の
転職という人もいるとか。
 
息子曰く、課の中国の人たちは割とマイペースで、気楽な感じの人が多いという。
敢えて偏見的に言えば、中国人は、中華思想と昔から言われる通り、日本人みたいに
周囲への気遣い等、あまり必要としない自己中心的な文化で生活している人種だ。
日本に居て、同胞ばかりの職場なら、彼らにとっては、さぞ気楽だろうとも思う。

一方、息子とか一般の日本人にしてみれば、日本の国内の会社なのに外人ばかりの
職場は特殊だし、よほど英語が堪能でない限り公用語が英語なんて、かなりしんどい
職場だと思う。

ともあれ、息子は転職後ずっと軽い風邪気味だったのが、なかなか完治しないまま、
長引かせてしまい、先々週末は節々が痛くなって、しんどくて仕方なかったとか。

熱が出ていたのに違いないと思うが、体温計すら持ってなくて測ってないとか。
土日の休みのあと、月曜になっても体調が戻らず、それでも先週は無理して会社に
通い続けたらしい。

体調が悪いせいで、仕事の能率もあがらず、落ち込み、また鬱っぽいのがぶり返した
ような不安定な精神状態になったようで、先日の電話では自分の能力が低いとか
そんなことばかり言い出したので、出来る限りの励ましをしておいた。

その会社に息子が採用されたのは、求める人材の基準をクリアしていたからで、
外人ばかりの課に配属されたのも、会社として日本人スタッフが必要と判断したから。

公用語が英語というのに 日本人転職者には早く慣れてほしいと期待するだろが、
入社して慣れるまで、ある程度時間が掛かることは 採用した会社側も承知の上だ。

息子が前の会社で経験した一人での長期アメリカ出張の経験の時と比べたら、全く
日本語が通じない訳でもなく、ある程度は通じるのだからまだ楽なはず。  
徐々に英語にも中国訛り英語にも 慣れるはずだから、焦らないこと。

慣れるまで 最低半年はかかるだろう。 まだひと月しか経っていないし、
最初に比べたら、ひと月足らずで、少し慣れたはず。 

これから3か月、半年と、徐々に慣れていくに違いないから、もっとゆったりとした
気持ちで 自分のペースで頑張ればいいのだ、などと話した。 

無断欠勤ならともかく、病欠でクビになんかならないから、体調悪い時は無理せず
お休みしないとダメ。 無理してたら治る病気も治らないよ、とも言っておいた。

いろいろ話したら、息子も少しは気が楽になったようだったけど、だいたい
息子が妙に素直に、母の話を聞く時は、かなり落ち込んでいる証拠なのだ。

転職して、新しい職場環境に慣れるまで、しんどいのは本人も覚悟のはず
だったけど、中国人ばかりの課に配属されるとは想定外だっただろうし、
会議に出ても英語が聞き取れない、というのは確かに精神的にきついだろう。

でも、体調悪くしてまで頑張る必要ないし、そもそも健康でないと頑張れない。
IT関係の仕事は日本の会社とは言え、どこでも英語がベース。

日本に居ながら、外人ばかりの環境なんて、若いうちに英会話力を鍛える良い機会を
もらったと 前向きに考えれば、むしろラッキーかもしれない。

姉に比べて言葉も遅かった息子が、英語だけの職場に就くようになるとは、
思いもしなかったし、その意味で感慨深い。 

アトピー持ちの息子が毎日、皮膚の手入れをしながら、風邪までこじらせて、
辛いだろうと思う。 可哀そうだけど、助けに駆け付けるわけにもいかない。

でも、身体を壊してまで無理して頑張る必要はないし、それは間違っている。
本当に自分には向いていないと分かったら、そこで別の方向に進めばいいのだ。

息子には、ありのままの自分を受け入れ、自分の力を信じて、怯むことなく、
自分が幸せになる方向を見定めて、一歩一歩進んでほしいと思うだけだ。

それにしても、割と簡単に転職してしまったものの、新しい職場に慣れるのが
想像していた以上に大変だった訳で、まだまだ引っ越しどころではない、我が息子。
ラベル:転職 英語 健康
posted by アメジスト at 14:32| Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする